『フツー』って人それぞれ・・・
鎌谷直之副センター長(理研ゲノム医科学センター)と
松田浩一准教授(東大医科学研究所)ら
36度7分
体温計のこんな表示を見て、
「微熱」だなーって思う人や「熱は出てないな」って思う人、
いると思います。
普段が35度8分の人からすれば微熱だし、
普段が36度5分の人からすれば平熱なんですね。
つまり、人それぞれ、体の『フツー』って違うんです。
大人と子どもでも違うし、性別でも国でも違います。
病院や臨床検査機関がやってくれる血液検査でも
血糖値、
AL-P(骨・肝機能の目安)、
γ-GTP(肝機能の目安)、
血中コレステロール量などなど、
これらの検査項目には「基準値」って呼ばれる値があります。
この基準値より大きいとか、小さいとか、そういうのを見て
お医者さんは「お酒の量に気をつけましょう」とか
「食事は塩分少なめに」ってアドバイスをくれるんですね。
でも、さっきの体温の話のように、
人それぞれ基準になる値が違う・・・
で、その個人差が遺伝子レベルで解るようになった、
というのが今回の記事です。
(いわゆるSNPs見てるんですねー)
理化学研究所と東大の研究チームが、遺伝子の個人差を
コンピューターで解析して、血液検査の検査値20項目と
関連する遺伝子46個を見つけました。
これが詳細に解明されるようになれば、一人一人に、より正確な
「オーダーメイド医療」ができるようになるかもしれません。
今回の結果で、B型の血液型の人は貧血リスクが少ない、
という結果が得られているそうです。
つまり、ABO式血液型が貧血のメカニズムに関与していると
考えられます。
たしか、B型の人はノロウイルス(食中毒のウイルス)に感染するが、発症しにくいとか・・・
B型ってたくましいですね(笑)
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ここからは研究者向けの話。
血液型での性格判断。日本人は大好きですよね。
O型はおおざっぱとか、AB型は変わってるとか。
一見すると「そんなバカな」話ですけど、
僕はこれは真剣にアリだと思っています。
例えば、例えばの話ですよ?
血液型が貧血、つまり酸素の運搬に関与しているのであれば
同じ糖鎖抗原が、神経発生のメカニズムに影響していたりとか、
細胞増殖(ガンの増殖も含む)とか、分化とか、免疫に影響していても
おかしくないと思うんです。
細胞表面の糖鎖抗原をリガンドとしたシグナル伝達なんて
ナンボでもありますから、人によってシグナルの伝わる度合いが
変わったり、
それが「おおざっぱ」「変わってる」「自己中」とかの性格の表現型として
現れてもおかしな話じゃないですよねー。
ってのが自論です。
(院生時代に教授に話したら笑われましたが)
研究者の方、どう思われますか??
ご意見・ご感想、ガチの意見待ってます(笑)

